俺様ユーザー


匿名であるインターネットにおいては、何をネットに載せても余程の事がない限り罪には問われない。
だからこそ、マナーやエチケット(ネット上ではネチケットというらしいが、私はこういう造語は好きではない。)が重要だと思うのだが、匿名であるが故に傍若無人の振る舞いをする人が少なからず存在している。

4/23のダイアリーにも書いたが、質問者が意図した回答を得られずに回答者に対して暴言を発し、脅迫まがいの行為を行った。

傍からみればバカバカしい事であるが、ポイントという金銭(70円であるが)が絡むと本性がでてくるのであろうか?

人力検索においては、質問者優位主義が横行している感じがする。
確かに情報に対して対価を支払うのだから、回答者に比べて優位性があるはずだ。
しかし、回答という情報が得られなければ、質問を立てた意味もなくなるのだから質問者も回答者と同様に謙虚であってしかるべきだと思う。

この頃の人力検索は殺伐としている感じが強い。
「金を払うからそれに見合う事をしろ」というのは人力検索にはなじまない気がする。
あくまでもボランティアの延長線*1なのだから、本意でない回答が返ってきてもそれを甘受するぐらいであって欲しい。
ただし甘受せよと言っても限度があるが、100%的外れな回答や罵詈雑言・誹謗中傷には毅然とした態度を示すべきだし、質問者、回答者がお互いに歩み寄る姿勢が欲しい。

最初から100%正解の回答なぞ出てくるのは稀だと思うし、回答やコメントでやり取りをして正解を導き出す方向に人力検索が向かって欲しいが今の管理サイドでは無理だろう。

管理サイドが毅然とした対応をしないから、ユーザーが好き勝手をする。

この頃よく「俺様」という言葉をネットで見かける。 ブログのタイトルにもなっているので見かける事が多いと思う。
「俺様」を字面だけみれば傍若無人な人を連想する。
今、人力検索で跋扈する「俺様」ユーザーはまさに傍若無人の限りを尽くしているのではないだろうか?

何度も書いているが管理サイドの勇気ある行動を期待する。

*1:無償だからボランティアではない。 ちゃんと有償のボランティアも多く存在する。