今週の週刊アスキー


今週の週刊アスキーの連載記事「仮想報道」(歌田明弘著)に「はてな」の事が書いてありました。


仮想報道 Vol.531 「ネット企業の名誉毀損対策」−ミクシィと「はてな

歌田明弘の『地球村の事件簿』


簡単に言えば、「はてなダイアリー」やMixiのブログで企業の名誉を毀損した書き込みがあった場合の両者の対応を比較しているのであるが、Mixiは簡単に削除するし(もちろんMixiの規約やプロバイダ責任法に基づいての削除らしいが)、「はてな」は「情報削除ガイドライン」に従って、書き込みを吟味した上で削除するという事らしいです。

とは言え、ここまで何もしない「はてな」もどうかという感じです。
「情報削除ガイドライン」はダイアリーだけでなく、人力検索やブックマークなど全てにおいて適用されるべきでしょうけども、人力検索やブックマークを見る限り、ユーザーは結構やりたい放題で「はてな」は第三者からの通報しか対応していない気がします。

何でもかんでも削除するのもどうかと思いますが、何もしない「はてな」もどうかなと思います。
自由な表現と差別や名誉毀損、わいせつ表現をどう折り合ってユーザーに提供するかをもう少し真剣に考えてほしいものです。