風呂屋のマナー
昨日は、久しぶりに健康ランドに行って昼からサウナに入って生ビールを飲むという贅沢な時間を過ごした。
汗をいっぱいかいてその後飲む生ビールは最高である。
ささやかな幸せを感じる時間であったが、ひとつだけ腹の立つ事があった。
11時半にサウナにはいり、その後の生ビールを想像して汗をかいていた時、中学生らしき団体が、ドヤドヤとお風呂場に入ってきた。
金曜日のお昼前に中学生がお風呂へ、それも銭湯ではなくて健康ランドである。 銭湯に比べれば、少し料金も高いし、中学生は通常なら学校の時間である。
大阪は学校の創立記念日には休むと言うし、(私の田舎の鳥取県は学校の創立記念日には祝典を行うから、学校は当然休みにならない)
もしかしたら、運動会の振り替え休日かな? と、思いあまり気にも留めなかった。
中学生も一人ならおとなしいが、団体になると結構うるさい。 風呂場で大声で話して、周りの人も迷惑顔だ。
でも、そこまでならまだよかった。
その中の2人の中学生が腰にバスタオルを巻いて風呂場の中をウロウロしていた。
どうせ、毛も生えてないガキだと思って見ていたが、その中の一人がいきなりバスタオルのまま、湯船に浸かりだした。
エッ? (;゜⊿゜)ノ マジ?
心の中で、「こいつ何考えてんだ! 湯船でタオルを浸けないのは常識じゃねーか!」
と、思ったが、最近のガキはすぐ切れるので我慢した。 我ながらヘタレである。
周りの大人も苦虫を噛みながら、ガキを見ている。 ガキは調子に乗って、全部の湯船に浸かりその上、私のいるサウナにまでやってきた。
「ガキがサウナなんて十年早いわ! ヽ(`Д´)ノ」
ガキは十分騒いだ後、やっと洗い場で体を洗い出した。
その時であった。 ガキの一人が風呂場のタイルに足を滑らして、お尻からコケてしまった。
不幸中の幸いであったが、ガキはたいしたケガもなく、笑いながら、洗い場に歩き出した。
それを見ていた、私は、天罰とささやかながら喜んだ。
周りのオヤジの顔を見ると私と同じような顔をしていたので、やっぱりハラにすえていたんだなって、思ったが、今の大人は悲しいかな、ガキに注意ができない。
私もその一人で反省しきりである。