はてなの中心では愛は叫べない


もしかしたら、私にしては過激かもしれません。 

このダイアリーを読んで「何考えてんだ、お前は???」と思う方は、ぜひコメントをお願い致します。

それぐらい、自分と「はてな」に腹が立っています。

自分に腹が立った事


午前3時前から、「はてなの○○さん」のコメントを書き始めた。

コメントとしては結構大作だったので、一人で満足して「登録」のボタンを押した。

そしたら、サーバーダウンである。

人力検索はアウトの状態になり、私の迷作コメントははてなのサーバーに届く前に消えてしまった。

バックアップしとくなり、エディタに書いておけばよかったのだが、つい油断してしまった。

コンピュータシステムに絶対はない。 ましてやネット上でのサーバーダウンについては運営会社は免責である。

自分の用意のなさと、ふがいなさにあきれて涙が出そうになった。

今書いているダイアリーは生きている。 人力のサーバーのトラブルが早く復旧する事を望みたい。

はてなに腹が立った事


とりあえず、トップページは生きているので、偶然見つけた「スタッフ日記」を読んでみた。

jkondo(近藤社長)の日記

2/23

はてなアイデア

そうだ、はてなアイデアはてなとは関係ないアイデアも登録できるカテゴリーを作ったら面白そう。

どこそれの戦争はやめるべきだ、とか、京都にシリコンバレーを作るべきだ、とか。


この日記を読んで、情けなくて腹が立った。

はてなアイデア」が不具合(バグ)発見コーナーに終始し、早いもの勝ちでアイデアポイントあいぽん)が加算されている。

本来あるべきであるユーザーからの要求には、技術的にむずかしいのか、倫理的に無理なのかどうかわからないが現状はそのままである。

イデアを実装してもらうために、多くのユーザーは少ないあいぽんを投資し他のユーザーに呼びかけている。

それなのに、1年以上たな晒しのアイデアが多数ある。

実装されれば、恩恵に与れるユーザーは多数いるはずなのに…

その上、近藤社長の発言に賛同し、コメントを書き込むユーザー。 賛辞の連続である。

私は、あきらめと怒りをこめてコメントを書いた。

はてなアイデアの存在理由を疑います。
不具合修正に終始しているのであれば、「はてなアイデア」の看板は外すべきです。 新しいアイデアの実装はどこにあるのでしょうか?
目先の事だけを見ず、本当に必要な事をユーザーの声から聞き取って下さい。


その前の日記の言葉も同様である。

2/20

■経営者

経営者というのは、現実が進む遅さに耐える能力のある未来学者だと思う。


ここにコメントを書くのは、「はてな教」信者か?それとも「近藤社長」信者?

コメントで賛辞を送っているほとんどの人は「人力検索」を全く使っていないか、使っていても一般ユーザー以下の利用者が多い。

だから、「人力検索」で起こっている事など、つゆほどもしらず、「近藤社長」を神格化しているようだ。


確かに「はてな」の創始者、近藤氏の先見性は立派だと思うし、現在私もその恩恵に与っている。

人力検索」で活動させて貰っている事には深い感謝を表したい。

だからといって近藤氏を崇める事はできない。

近藤氏は「人力検索」で起こっているさまざまな問題を見ているのだろうか?

社長というポストは大局的な見地で見ていかなければならないから、人力検索での事件など取るに足らない事だろうし、

トラブルが発生すれば社員にキチンと対応させればよい事である。


しかし、「はてな」の生みの親ならば、「はてな」の現状、そして未来を見なければならない。

確かに未来的は発言は多数ある。 Web2.0がもてはやされている現在では、近藤氏は時代の先端を走っているのだろうし、マスコミも持ち上げるほどである。

だからといって、現在の「はてな」、特に人力検索で起こっている、小さな事件をご存知だろうか?

はてなを大局から見れば小さな事件かもしれない。 でも、当事者にとってみれば、間違いなく現実に起こっている事であり

それがもとで、退会したり、人力検索に参加しないユーザーが多数存在している。

一方では、安直にポイントを稼ぐユーザーもいるし、気に食わないユーザーに対して攻撃をかけるユーザーもいる。

こういう現実を見ずして、「はてな」の未来を語っても言葉は空虚なままだ。


私は、「はてな」特に人力検索が好きで、ここで知り合ったユーザーも少数ながらいる。

知り合いになってくれたユーザーは、みな親切で、他人を思いやる事のできる信頼できる人達である。

仮想現実である「はてな」で知り合いになれた事は、うれしい事だし、色々は意見を交換したり、雑談をするのはとても楽しい事である。

これも全て「はてな」があるからこそである。 この事については、感謝してもしきれない。


だからこそ、全国のユーザーが「はてな」を通じて、色々は人とコミュニケーションを図り、「はてな」が日本一

のナレッジサイトとして成長していく姿をみたいのである。

だから、一ユーザーの事をもっと親身になって考えてほしい。


話は飛びますが、「はてなの○○さん」はユーザーに新しい感動を与える名質問シリーズだと思います。

私も今回、part36に質問を書きました。

エヴァンゲリオンは「世界の中心でアイを叫んだケモノ」と「世界の中心で愛を叫ぶ」と言う本に引っ掛けて

「○○の中心で○○と叫ぶ」というネタ質問を出した。

回答者のid:kapibara氏は非常にウィットに富んだ面白い回答を私に返してきた。


その次の日に、件のダイアリーを目にした。

だから、私はふいに考えた「はてなの中心では愛は叫べない」と。

理由は前述の通りである。 今のままでは、「はてな」の中心にも行けないが、ここで愛は叫べない。

叫ぶとしたら、泣き言ばかりかもしれない…