ご神託 Ⅰ

神託

神が夢・前兆・卜占・神がかりなどをなかだちとして、その考えを人に知らせること。神のお告げ。託宣

大辞林 第二版 (三省堂


近藤氏の一言が毎回ユーザーの話題になっている。

この一言を読んでみると実に大した事がない。 と云うかあまり実がない様に思える。

しかし、はてなのユーザーはこの一言を深読みして、賛辞の声を上げている。

勿論、否定的なコメントも多いのだが、相対的に見て肯定的なコメントが多い。

2007-03-25■会社と個人 11:18

会社に搾取されずにいかに会社を搾取するかというノウハウに磨きをかけている時間は全く無意味だと思う。


これは一体どういう事? 会社に滅私奉公して利益を上げる社員がえらいのか?
会社を搾取するってのは、時間的な事? それとも金銭? もしくは人脈?

仕事をしていく上で、100%時間を業務に携わるのはまず無理である。 当然息抜きも必要だし、その日の体調やココロの動きで仕事の進捗度も変わる。 でも、給料を払っているから常に100%を求めるのは、人間には不可能だ。 それならロボットでも雇えばよい。

近藤氏のコメントは常に一言でその上、実現不可能な事を言っている事が多い。

何を言ってもそれは自由だが、論拠のない言葉は「ご神託」と同じだ。


はてなを利用している私がこんな事を言うのはおかしいかも知れないが、ここは「はてな教」であって、近藤氏は「教祖」なのだろうか?

だから、教祖の一言が「ご神託」に聞こえて、さもありがたく思えるのかもしれない。

一度、発言者を隠して一言を読んでみるといい。  大した事を言っている様に思えないはずである。