植木等の死


久しぶりにネットをしていたら、あるサイトのブログに「植木等死去」の文字があった。

あわてて、ニュースを検索すると27日にお亡くなりになっていたらしい。


一昨日(27日)からある本を読んでいて、その中に植木等氏の事が書かれていて、偶然とはいえ驚いた。


喜劇人に花束を (新潮文庫)

喜劇人に花束を (新潮文庫)


小林信彦氏の「喜劇人に花束を」は植木等氏の他に藤山寛美氏と伊東四朗氏を取り上げている。

中でも植木等氏の部分では、日本の民間放送創世記の頃の話から、「スーダラ伝説」までを克明に記録していた。

私は書評が苦手なので、詳しい本の内容は避けるが、この人の人生は僧侶でありながら荒唐無稽な父親の影響があった様だ。

テレビや舞台では三枚目を演じていたが、実はストイックな人だったんだろうと、再度本を読み返して思った。

最後に植木等氏のご冥福をお祈りします。