転院


朝から羽曳野市大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターへ代理診療に行く。
最初は呼吸器内科で順番を待っていたが、職員に結核病棟*1に誘導される。

いきなり専用マスクの購入*2を求められ、口にマスクを装着して診察の順番を待つ。

担当医と入院先から持参したCT写真とレントゲンを見ながら話をする。
父の肺には白い影があり、確定診断はできないが結核の可能性が非常に高いと言われる。
父の微熱の事を話すと結核が原因ではないかと言われ、一日でも早く専門的な治療を進められる。
一般の若い患者であれば、2ヶ月の入院治療で結核菌が無くなるらしいが、70歳を過ぎた老人でなおかつ、糖尿病があると数ヶ月の入院が必要と言われる。 詳しい期間はこれから専門的な検査次第らしい。

私の都合や転院する際の車の算段を考え明後日の朝に転院する事にし、ベットの予約を入れる。
診察料は約1万円。 予想よりも安かったが、やはり代理診療は健康保険が利かなかった。

明日は転院の準備で一日中動かねばならない。 これから長期戦が予想され、少し落ち込んでいる。
やはり、今年のお盆は実家には帰れない様だ。
仕方がないので、大寅のかまぼこと頼まれていたサマージャンボ宝くじをクール便で母に送った。
親不孝の罪滅ぼしには全く足りないが、何もしないよりはマシだと思っている。

それにしても結核とは…
病院から保健所に通知が行くらしく、私も近いうちに結核検診を受ける羽目*3になりそうである。
もし、感染したらどうしようかと少々不安になっている。

*1:別棟になっている隔離病棟

*2:病棟の入口にマスクの自動販売機があった。 感染予防の為らしい。 一個200円

*3:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 第五十三条の十三  保健所長は、結核登録票に登録されている者に対して、結核の予防又は医療上必要があると認めるときは、エックス線検査その他厚生労働省令で定める方法による精密検査を行うものとする。