ガソリンが安くなるのはいい事なんだけど…


とうとうガソリン税暫定税率が廃止になりました。
今月末には元に戻るのかもしれませんが、これで一時的にせよガソリンの値段が約25円安くなります。
ガソリン税は製油所から出た時に課税されるそうで(蔵出し税)、3月31日までにガソリンスタンドが仕入れた在庫がなくなるまでは暫定税率が課せられますが、それ以降のガソリンについては一律暫定税率分だけ安くなるそうです。


ニュースでも取り上げられていましたが、私の住んでいる大阪市では、昨日早くも25円値下げしているスタンドがありました。(1リットル125円でした。)


自分のダイアリーにガソリン税の記事を書いていたのを思い出して、もう一度読んでみたのですが…


道路特定財源って?


この記事を書いたのはもう1年以上前の事ですが、その頃は軽自動車に乗っていたのでガソリンの高さに憤慨して、この記事を書いたのを思い出しました。


確かにガソリンが安くなるのはいい事です。
今は過去10年以上続いたデフレからインフレになり、物価が少しづつですが上昇しています。
ここで、物流コストの最たるガソリンの値段が下がれば、物価にも反映されます。
これで家計は少しでも助かります。 しかし、国や地方自治体の財政には悪影響です。
どっちがいいのかはすぐにはわかりませんけど、このツケは意外なところに出てくるのかもしれません。
(例えば道路工事に依存している地方の土建業とか)
このツケを今の国会議員の人たちはどう始末をつけるのか楽しみです。
もしかしたら意外に政界再編の火種になったりして。