２泊３日（その１）
８月２９日（金）
朝８時起床。 父親にいつもの様に朝食を食べさせ、朝の薬を飲ませる。
認知症の為に、食事も服薬も誰かが横に付いていないとできないので毎回大変だ。
父親の室内履きの靴と夏物の替えのパジャマを買いに行く。
近所の靴屋に行き店員に父親に靴相談すると、介護用の靴は軽くて脱げにくい、小学生が学校で履くようなズックがいいらしいとの事。
２６センチのズック（足の甲を幅の広いゴムで固定するもの）を購入。
その後、服屋で夏から秋に着れる合物のパジャマを購入し帰宅。
午前１０時半に老健からの迎えのバスが来るので、急いで着替え・タオル・薬などをカバンに入れる。
昨日はショートステイに行く行かないで大揉めのケンカになったが、今日の朝はショートステイに行かざるを得ないと諦めた様子である。
一時は田舎への帰郷を断念しかけたのだが、これで何とか帰れそうだ。約束の時間に老健の職員さんが自宅まで迎えに来てくれた。
職員の方に睡眠導入剤の事や食事（主食はおかゆがいい）などを伝え、車で老健に向う父親を外まで出て見送る。
すぐに自宅を出発し、地下鉄で隣の駅のダイエーに向かう。
３階のユニクロでジーンズ１本・スラックス１本（２本で１０００円引き）、私の黒のポロシャツ１枚と彼女にあげるピンクのポロシャツ（こちらも２枚で１０００円引き）を購入し、ジーンズとスラックスの裾上げを店員にお願いする。
裾上げの時間を利用してすぐ近くの散髪屋に行き、長髪だった髪を三枚刈りにする。
三枚刈りになった私の髪型（顔は恥ずかしいのでお見せ出来ません^^）
散髪が終わってユニクロに戻り購入した服を取りに行き、ダイエーの食品売り場でバスの中で食べるお菓子を購入し、ダイエーの地価連絡口から地下鉄に乗り難波まで向かう。
難波に到着後、母から実家の土産にかまぼこをリクエストされたのでなんばウォークのかまぼこ店「大寅」へ行く。
ショーケースに「ハモ板」*1がなかったので 店員に尋ねると、
夏の時期はハモが食用で大量消費される為、加工食品であるかまぼこの原料にするには量が少なく、入手が非常に困難だという事。
元々「ハモ板」は限定生産の為、ショーケースに並ぶ事は少なく、確実に購入したい時は前日までに予約した方がいいと、店員さんが教えてくれた。
仕方がないのでちょっと高いかまぼこを２枚（２枚で３０００円）を購入。 次に彼女から実家へのお土産を頼まれていたので、昆布の小倉屋の塩昆布を購入する。
まだバスまでは時間があったので、近くのネットカフェに入り、１時間時間をつぶす。１時間後、バスが出る新大阪まで地下鉄御堂筋線に乗る。
約１５分後新大阪に到着。バスの発車地である阪急バスターミナルまで歩く。
発車時間の１０分前である午後２時３０分にバスターミナルに着き、チケットを購入する為に購入窓口に行く。
窓口の人に乗るバスと予約した番号を伝えると意外な答えが返ってきた。窓口の人「そのバスなら１０分前に出発しましたよ。 」
私は「うそーっ」と思いながら、窓口の前にあった時刻表を見ると、確かに新大阪出発は午後２時２０分と書いてあった。
私は午後２時４０分と勘違いしていたので、まんまとバスに乗り過ごしてしまった事になる。
１分ほど呆然としていたが次のバスに乗る為に時刻表を見ると、次のバスは新大阪には止まらなくて、難波→神戸三ノ宮経由らしいとわかったので、神戸三ノ宮午後４時２０分発のバスに乗る為にＪＲの駅に戻る。
次のバスにはまだ時間があった、駅ナカの本屋で「週刊アスキー」と「カオスだもんね！特別編」を購入する。
お腹が空いた（朝から何も食べていない。）ので駅の改札前にあるカレーショップに入りビーフカレーを食べる。
新快速に乗り三ノ宮に向かう。
約３０分で三ノ宮に到着。 駅前のバスターミナルで切符を購入し、まだ時間があるのでバスターミナル前のローソンで買い物をする。
酔っ払って寝てしまおうと思い、缶チューハイを２本購入し、出発時間まで雑誌を立ち読みして時間を潰す。
午後４時２０分定刻通りバスがターミナルに到着する。
荷物を持ってバスに乗り込む。窓側の席に座り、早速缶チューハイを１本開けて購入した雑誌を読む。
途中に買ってあったお菓子（薄焼きせんべいにチーズとアーモンドが乗っているもの）を食べながら、２本目の缶チューハイを飲み雑誌を読んで時間を潰す。
倉吉には予定通り、午後７時３０分に到着する。 バスターミナルには義父が迎えに来ていたので迎えの車に乗り込む。
家の帰り道、急に車のライトが暗くなったのでその事を義父に聞くと、今年の５月にダイナモを交換したとの事。 ただし、新品部品は高かったので中古の部品にしたとも話してくれた。
その事が次の日に私が遭遇するトラブルになろうとは、予想もしていなかった。
約１０分で自宅に到着。
奥の部屋にある仏壇に向かい、亡くなった兄たちに線香をあげる。
その後私と母と義父の３人で夕食を食べる。
母は久し振りに私の顔を見てうれしいそうだった。
夕食後３人で取りとめのない話をする。私が疲れたので１０時過ぎには、２階の寝室に上がり布団に横になる。
ケーブルテレビで朝日放送の「報道ステーション」から「探偵ナイトスクープ」を立て続けに見る。
彼女の携帯に電話をした後、就寝。
夜中２時半にのどが渇いて、１階の居間兼台所（ＬＤＫ）に降りて麦茶を飲む。
暗い室内を見ると母と義父が居間で寝ていた。（後で聞いたら寝室より居間の方が涼しいと云った。）
周りには母が家に上がる事を許している数匹の猫がフローリングに丸まって寝ていた。
２階に上がってまた寝たのだが、明け方寒くて目が覚めた。
すぐに夏ふとんを身体に掛けてそのまま熟睡。
後で調べたら最低気温が２０度代だった。
大阪より５度は低いのと、父親の心配をしないで済んだ事が重なったのか、久しぶりに気持ちよく眠れる事が出来た。
