「はてなの○○さん。」 Part.34 Ⅳ
このネタも、もう終わりと思っていましたが、id:goldwell様がこの質問について、自身のダイアリーに書いていただけたので
その感想を少し…
私は、太平洋戦争の首謀者は「東條英機氏」だと考えていました。
確かに、ドイツのヒットラーの様なカリスマ性をもつ政治家はいなかったのですが、昭和に入ってから内閣総理大臣よりも
陸軍大臣や海軍大臣の方が力をもっていて、陸軍大臣や海軍大臣が「No」と言ったら政治が動かないという事を高校の時の
日本史の先生に習った記憶があるからです。
商業高校の日本史の単位なんて、進学校からみたら知れていますので
(確か3単位だったと思います。 歴史の教科書は、「はてなのYoshiyaさん」にも書きましたが、家永教科書です。)
近代史はお約束の通り思いっきりスルーだったのですが、日本史の先生が県立には珍しい僧侶出身の先生だったので
太平洋戦争とその後の現代史を学習したのだと思います。
東條氏を暗殺?できたとしても、日本の大きな歴史の波は動かなかったかもしれません。
それに続く様な政治家が出てこなかったと思うからです。
アメリカやイギリスなどの列強の脅威、満州やアジアなどの反日感情、ドイツやイタリアの拡大などの色々なファクターが
あったからこそ太平洋戦争が起こった訳で、ただ時の指導者だけを排除しても事態はやはり戦争に進んだのかもしれません。
しかし、太平洋戦争によって多くの若い軍人が亡くなり、アメリカの本土爆撃や沖縄上陸、原爆投下で罪のない日本人も
多く亡くなりました。
朝鮮や中国の一般の方々が、日本が占領した為に国を追われたり、殺されたり、日本に強制連行されたのも紛れのない事実です。
その事については、自虐と言われ様が日本人として反省すべき事だと思っています。
反省があるからこそ、新しい未来があると思うからです。
goldwell様のダイアリーを読んでふと、そう思いました。