国会議員はそんなにえらいのか?
松浪健四郎衆議院議員は、日本テレビのニュース「リアルタイム」で東京赤坂に出来る
新議員宿舎の家賃が相場よりも安い事について、こう発言している。
松浪氏「本来はただでもいいぐらい。 庶民は住みたいなら政治家になればいいじゃん」
この発言が波紋を呼んでいる。 松浪氏は早速自分のHPで釈明し、マスコミ批判をし、日本テレビに抗議したらしい。
自身のHPには日記として色々と今回の事について書いているが、テレビ局が大衆に受ける処だけを編集して放送し、他の大切な処はカットしていると述べている。
そして、自分の発言を正当化し、テレビ局・キャスター・大衆迎合専門の野党議員を批判している。
確かに、赤坂の一等地で新築のマンションが10万円しないのは、周りの相場から見ても格安である。
しかし、国会議員だからこその優遇措置である。
この財政難の折、国民に負担を強いているのに、国会議員はお手盛りの待遇である。
確かに議員宿舎は必要であるが、そんなに豪華なものが本当に必要なのか?
その上、「庶民が住たきゃ国会議員になればいい」なんて傲慢極まりない。
国会議員は、松浪氏が言う庶民が選んだ、選良である。
いわば、庶民の代表なのに庶民感覚がなくなっているのは、傲慢を超えて無知である。
私が住んでいる大阪府からの選出議員である事がもっと腹の立つことである。